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こんにちは。

前回からの続きで、人材募集情報を如何に入手するか、について書いていきます。2番のリクルート会社へ履歴書を登録する流れ、要点などは後で書きたいと思います。

3. ネット求人サイト(日系、タイローカル)
日本でいうリクルートやenのような仕組みです。リクナビなどの日本のサイトは改めて紹介するまでもないと思いますので、タイローカルのサイトについて紹介します。以下のような仕組みです。

人材募集する企業が求人情報を掲載(有料:一件 数千バーツ)
    ↓
就職希望者は自分のレジュメを登録(無料)
求人情報をサイトで検索し、希望に合ったものがあれば応募
    ↓
人材募集企業の人事担当者に就職希望者のレジュメが届く


2番で紹介した人材リクルート会社の場合、通常は成功報酬型です。採用が決定した場合に給与の2~2.5ヶ月分がリクルート会社に支払われますが、このネット求人サイトの場合は最初に企業側が求人情報掲載費用を支払うだけで、後は費用が発生しません。
どちらが良いとも言えませんが、タイの文化ではこれが主流のようです。
僕が採用活動を行っていた時は、当初人材リクルート会社を利用しており、その後この求人サイト形式に移行しました。なぜなら、給与の2~2.5ヶ月分という採用手数料が高額すぎると感じたからです。手間隙をかけて採用し、手数料を支払ったのに、採用した人が辞めてしまう(これはタイ人が多かったですが)となると手数料だけが嵩んでしまいます。

さて、前置きはこれくらいで、具体的なサイトを以下に紹介いたします。
JobsDB http://th.jobsdb.com/th
JobThai http://www.jobthai.com/

二つ記載しましたが、管理人がお勧めしたいのは最初にあげたJobsDBです。
周囲のタイ人に聞いてみると、誰もが「JobsDBが最大手で求人、応募者共に最も多い」と言っていました。
二番目のJobThaiは二番手グループのようで、ここも実際に利用したことがありますが、情報量としてはJobsDBより劣るものでした。ネットでは最大手にアクセスが集中し易いということだと思います。

採用側、求職者側の両方の立場で僕は実際にJobsDBを利用していましたが、情報量は確かに多かったです。またWebサイトの構成、機能などよく出来ていると感心させられるものでした。
タイで日本人が就職を検討する場合、最もお勧めしたい手段の一つです。
具体的な利用方法などはまた後で書きたいと思います。

日本のリクナビ等のサイトについてはご紹介するまでもないと思いますが、ご紹介しておきたいのが、

ハローワーク https://www.hellowork.go.jp/

です。何それ、と思われるかもしれませんが、実はハローワークにはかなり海外(駐在員)の求人情報があります。
実際に上記ハローワークのサイトで「求人情報検索」のボタンを押すと、「希望する就業場所の都道府県」を指定する欄に「海外」という選択肢があります。個別に国を指定することはできませんが、タイの案件もけっこうあります。

実は、当ブログ管理人が初めてタイで就職する際にはこのハローワークのサイトで求人を見つけました。

タイへの転職手段としてはあまりポピュラーではないように思いますが、かなりお勧めしたい手段の一つです。
ハローワークのサイトは検索項目の指定などが分かりにくいですが、色々試行錯誤して検索してみられると良いと思います。

4. 知り合いの紹介
これはタイで始めての就職・転職活動をされる方にはハードルが高いかもしれませんが、給与等の条件が良いハイクラスの求人は知り合いの紹介が最も多いと思います(個人的見解ですが)。
当然ながら、採用側の視点では、こういった紹介であればタイで仕事をしてきた実績がある人ですし、人柄、仕事ぶりなどもある程度本音で分かるというメリットがあります。

求職側としては最初からこの方法で転職する、というのは難しいと思います。ただし、タイで仕事を始めた後、現在の会社の待遇に100%満足している訳ではない場合は、常にアンテナを張り巡らせて紹介のコネクションを探すように心がけたほうが良いと思います。

それでは、本日は以上にて。